豪華キャストが観客魅了 前進座舞台「法然と親鸞」

update 2010/6/4 09:49

 2011年の法然上人800回忌、親鸞聖人750回忌を記念した前進座の舞台「法然と親鸞」(同函館公演実行委主催)が3日、函館市民会館大ホール(湯川町1)で上演された。歌舞伎役者で俳優としても活躍する、浄土宗の開祖・法然役の中村梅之助さんをはじめ豪華キャストが結集した舞台に、大勢の観客が魅了された。4日午後2時からも行われる。

 2007年の初演以来、全国で250回上演されている。北海道公演は初めてで、函館を皮切りに帯広、札幌、苫小牧など10カ所16公演が行われ、11月からは北米公演も予定されている。法然のほか、主要キャストに親鸞を嵐圭史さん、親鸞の妻・恵信尼を今村文美さんが演じ、800年以上前の日本の姿を今に伝えている。

 舞台は3幕構成で、1幕では法然の生い立ちや平家滅亡から鎌倉幕府成立に至る時代の動乱や飢饉(ききん)の様子などが鮮明に描かれた。2、3幕では、仏門と恋に揺れる若き親鸞の姿や、念仏を唱えて世の中を平和に導こうとした法然と親鸞の姿などが色彩豊かに表現され、観客の心をとらえていた。当日チケットは指定席6500円、自由席5000円。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです