商品求め盛況 上磯駅前商店街で記念イベント
update 2010/5/31 12:58
【北斗】JR上磯駅前商店街(北斗市飯生)の再開発工事が3月に終了したのを受けて、100円商店街と称した記念イベント(上磯駅前商店会主催)が30日、同商店街で開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。
再開発工事は商店街の衰退に歯止めをかけるため、2002年から着手。国や道の補助を受け、総工費は約19億円。市道の拡幅工事や公園整備などを進めたほか、新規商店の参入や既存商店の業種転換を推進してきた。
イベントは商店街のメーンストリート約270メートルを歩行者天国にして実施。オープニングセレモニーでは、同商店会の吉田義廣会長が「さらに努力を重ね、商店街をにぎやかにしていきたい」とあいさつ。高谷寿峰市長、海老沢順三前市長、小泉征男市議会議長ら6人がテープカットし、上磯小吹奏楽部がメーンストリートを演奏しながらパレードした。
菓子店や飲食店など24店舗と大野農業高の食品科学科が100円商店街に参加し、それぞれ屋外に売り場を設けて100円商品を販売。無料の飲食コーナーも開設され、店舗によっては先着限定サービスも行い、家族連れらが好みの品を買い求めていた。
定期的に買い物に訪れる市内富川の菅井光子さん(71)は「いつもこれぐらいにぎわえばいいですね。今後も続けてほしい」と満喫した様子。市商工会の宮崎高志会長は「ハードは整った。後はニーズを検証しながら活性化につなげていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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