子どもら救助体験に挑戦 海保函館航空基地一般公開
update 2010/5/31 12:57
第一管区海上保安本部函館航空基地(函館市赤坂町65)で30日、基地一般公開が行われた。天気にも恵まれ市民ら約600人が足を運び、ヘリコプター見学や救助体験などさまざまな催しを楽しんだ。
同海保の活動を広く一般に知ってもらおうと、毎年この時期に開催。会場には同基地が保有するヘリコプター「くまたか」が展示され、来場者が自由に乗り込み、座り心地などを楽しんでいた。
また、子どもたちを対象にした訓練体験では、斜めに張られたロープを滑車付きのワイヤを使って滑り降りる「ブリッジ救助体験」が人気を集めた。歓声を上げながら移動する子どもたちの姿を、家族がしっかりとビデオやカメラに収める様子も目立った。ブリッジ救助体験に挑戦した同市高丘町の猪又陸翔(りくと)ちゃん(3)は「お父さんの姿が見えたので怖くなかった。ヘリコプターも見てみたい」とはしゃいでいた。
同基地の清藤健市次長は「海上保安庁の仕事に興味を持ってくれるきっかけになり、将来この中から海の安全を守るために活躍してくれる人が一人でも多く出てくれればうれしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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