イカ釣り準備 6月1日のマイカ漁解禁前に
update 2010/5/29 16:13
道南近海のマイカ(スルメイカ)漁が6月1日に解禁されるのを前に、道南各地の漁港で出漁に向けた準備が行われている。漁師は「今年も、いがつけ(イカ漁)の時期が来た。頑張っておいしいイカをたくさん捕ってくる」と意気込む。
イカ漁は一昨年が燃油高、昨年は不漁に見舞われ、関係者を取り巻く環境は厳しい。しかし、透明でこりこりとした濃厚な味わいは道南が誇る食文化で、観光客はもちろん市民も「早く朝イカを食べたい」と待ちわびる。
函館水産試験場の調査船は27日に、秋田県沖へ出港。先の荒天で例年より遅い出港となり「まだ詳細は入っていないが、新潟沖合で揚がり始めた」という。
市内入舟町の函館漁港で28日早朝、集魚灯の点検をした男性漁師(50)は「大漁が一番だけど、まずは安全操業。これから忙しくなる」と話していた。
解禁直後は松前沖が好漁場で、秋にかけて北上、太平洋でも最盛期を迎える。
提供 - 函館新聞社
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