大沼観光協会総会、法人化移行を正式決定
update 2010/5/29 16:12
【七飯】大沼観光協会(堀元会長)の本年度通常総会が28日、函館大沼プリンスホテルで開かれ、組織形態を任意団体から一般社団法人に移行することを正式に決めた。法人名を「七飯大沼国際観光コンベンション協会」(仮称)とし、同協会は早期に協会の解散総会と法人の設立総会を開き、9月中にも始動したい考えだ。
本年度が任期満了に伴う役員改選期だったが、総会では法人化移行に向けた準備をスムーズに進めるため全役員の留任案を承認。堀会長が特別議案として法人設立案を提案し、満場一致で承認した。定款の素案が示され、現在30人いる役員体制を15人以内とし、常勤役員の専務理事を置く方針。堀会長は役員体制について、正副会長と部長、各委員長を充て、ほか数人を会員以外から人選する考えを示した。
また、財津茂実総務部長は「七飯観光の振興に向け、任意団体では限界がある。町全域の関係者でつくる法人が必要」と法人化の移行を進めた経緯を説明し、「会計年度の終わりは、イベントがひと段落する9月が望ましいのでは」と述べた。
今後、6月13日まで会員からの意見を集約したうえで、設立総会に向けて素案の成案化や事業計画案などの策定を進める。
総会では、大沼湖水まつりや大沼函館雪と氷の祭典などのイベント開催を盛り込んだ業催事計画案も承認した。
提供 - 函館新聞社
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