「フリースペース自由高原」休止 「新フリスペ」として1日から活動再開

update 2010/5/27 15:46

 不登校の子どもの受け皿となっていた函館市内の「フリースペース自由高原」が4月末で活動休止となったのを受け、運営スタッフ有志が6月1日から、「新フリスペ」として活動を再開させる。毎週1回、市地域交流まちづくりセンター(末広町4)を利用し、子どもたちに交流の場を設ける。

 自由高原は不登校の子どもの居場所をつくろうと、1999年に開設し、市内のビルの一室を借りて週2回活動していた。運営費は利用者からの利用料と賛助会員の寄付で賄ってきたが、ここ数年利用者が減少し、ボランティアでの運営継続が困難となった。

 しかし、4月末まで利用していた子どもが数人いることや、ほかにも居場所を求めている子どもたちがいると考え、有志で「新フリスペ」を開設することにした。スタッフの野村俊幸さんは「フリースペースは、子どもたちにとって友人をつくったり、家族以外の人と触れ合う社会体験の場だったりする。子どもたちが元気を取り戻すきっかけづくりになるので、できれば常設化を目指したい」と話す。

 活動は毎週火曜の午前11時から午後2時まで。同センター3階のオープンスペースに集合し、一緒に昼食をとり、その日の活動を話し合って決める。ゲームやおしゃべり、西部地区の散策など気軽な活動を楽しみながら、のんびりと過ごす。参加無料(昼食や活動に必要な経費は実費負担)。事前申し込みは不要。

 問い合わせは野村さんTEL090・6261・6984へ。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです