森で、ゆめぴりかの田植え始まる

update 2010/5/25 09:22

 【森】昨年から本格的な作付け、販売が始まった道産米の新品種「ゆめぴりか」の田植えが24日、森町内で始まった。

 ゆめぴりかは、上川管内比布町にある地方独立行政法人「道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場」(旧道立上川農業試験場)で開発された良食味米。適度な粘り気と軟らかさを実現したのが特長で、今年は道内全体で昨年のほぼ倍の5300ヘクタールが作付けされる。

 一昨年の試験作付けも含め3年目の栽培となる森町良質米生産部会(55人)の小原浩吾部会長(駒ケ岳)の水田では、昨年より1日遅れで田植えをスタートし、今年は昨年並みの1.5ヘクタールを作付けする予定。あいにくの曇空でやや肌寒い天候のため、試運転的な作業となったが、田植え機を使い、約120アール分の水田に苗を植えていった。

 ゆめぴりかは昨年、期待されながら天候不順の影響を受け見込みを大幅に下回る800トンにとどまった。小原部会長は「ゆめぴりかの評価は認知されている。昨年のようにならないよう一生産者として良い米作りに励みたい」と話していた。

 森町内で今年、約30ヘクタールの作付けが予定されている。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです