新規高卒・未就職者を対象に、道が臨時職員任用
update 2010/5/25 09:21
厳しい雇用態勢を踏まえ、道は24日から11月23日までの半年間、臨時職員を任用。新規高卒者が対象で、渡島総合振興局(函館市美原4)は17人、桧山振興局(江差町陣屋町336)が2人。業務は事務補助が主で、道と地域経済団体などが支援する研修への参加で就職活動を続ける。
今年3月に就職が決まらないまま卒業した高校生は全道で1564人。就職内定率は79・9%で、ハローワークはこだて管内では、未就職者が約200人、就職内定率78・5%だった。
これを受け、道は即座に臨時職員の雇用(全道255人募集)を図った。任用期間中は、就職に役立ててもらうためにハローワークや教育庁、経済団体などの連携で、就職への助言やコミュニケーション能力向上を狙う研修への参加を促す。
ハローワークで臨時採用を知った函館市立函館高校卒の田中沙央梨さん(19)は、渡島総合振興局商工労働観光課に配属。「早く仕事を覚えて、頑張りたい」と意欲的で、同課の丹羽章夫主幹も「面接も担当したが、どの応募者も前向きな姿勢で、好感を持てた。臨時採用で経験を積み、自信を持って社会で活躍してもらいたい」と激励する。
渡島、桧山両局とも面接応募者全員が採用された。
提供 - 函館新聞社
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