公演成功へ結束誓う 函館市民オペラの会
update 2010/5/24 13:25
11月7日に函館市民会館で開かれる、函館市民オペラの会第19回公演「リゴレット」(ヴェルディ作曲)出演者の顔合わせ会が23日、ホテルテトラ(梁川町17)で行われた。オーディションで選ばれた主要キャストと、音楽や美術、舞台スタッフら計23人が参加。昨年はリフレッシュ期間としてオーケストラを伴う本公演は行わなかったが、「2年ぶりの本格舞台に向けて一致団結し一丸で練習に励み、成功を収めよう」と結束を誓った。
市民オペラの会は1990年に誕生。出演者やスタッフ、脚本、指揮、演出とすべて地元の有志が手掛ける。91年の第1回公演「カルメン」(ビゼー作曲)以来、昨年を除いては毎年定期公演を重ね、実力をつけてきた。
主要キャストは木村映之さん、大村義美さん、千田彩さん、福田尚代さん、井上治さん、瀧本伸幸さん、堀川智美さん、青木靖典さん、西田恵子さん、舩矢朴郎さん、槌賀信基さん。指揮を務める函館理容美容専門学校校長の中島眞之さん(68)は「出演者はもちろん、裏方陣や観客とともに舞台の感動を味わえるような素晴らしい公演を目指したい」と意気込んでいる。
リゴレットは、オペラ作曲家ヴェルディの名声を決定的にした中期の代表作。道化師の主人公リゴレットとその娘ジルダを巡る3幕の悲劇で、それまでのオペラには見られない、ち密な人物描写と劇的な場面展開により、後世に多大な影響を与えた。同会では今月からキャストの合唱の練習をスタート。6月中旬からはオーケストラのメンバーも顔をそろえる。
提供 - 函館新聞社
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