ようこそ「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」
update 2010/5/21 09:15
函館港に寄港した豪華客船の中でも過去最大規模を誇る「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(インヴァー・ヌッセン船長、6万9130トン)が20日、同港港町ふ頭に着岸した。日中はあいにくの雨だったが、白を基調とする巨大な船体をひと目見ようと、多くの市民が見物に訪れた。
同船は米国の客船運行会社「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」が所有。全長264メートル、全幅約32メートル、デッキは11層。今回のクルーズでは横浜から函館、小樽などを経由して上海に向かう。
同船は同日午前6時20分ごろに函館に到着。船内で行われたセレモニーでは花束やいか踊り用のハッピなどが乗組員に送られ、ヌッセン船長は「来年は少なくとも2回は函館に来たい。また戻ってくることを楽しみにしている」とあいさつした。応対した函館市の谷沢広副市長は「大勢の人が訪れるクルーズ船は、函館の経済にとっても大きなこと。今後も函館の魅力を世界に発信し、寄港を働きかけていきたい」と話した。
今回同船には香港や中国からの約600人をはじめ、28カ国1495人が乗船。乗客らはシャトルバスなどに乗り込み、買い物や観光地見物に出かけていた。市内では百貨店などで市民のボランティア通訳が活躍した。同船は同日午後5時ごろ、大勢の市民に見送られて、次の寄港地小樽に向け出港した。
提供 - 函館新聞社
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