トイレや抜け道…最新情報満載 道南新地図
update 2010/5/21 09:14
函館市の出版企画制作会社「アクセス」(本通1、石川保廣社長)は22日、渡島・桧山から後志・胆振管内の一部まで道南全域の最新情報を網羅した「道南新地図Vol.3」を発売する。道南の隠れた観光名所や詳細な道路情報を盛り込んだ特大地図で、同社は「観光客にも地元の人にも地域の観光資源を再発見してほしい」と話している。
同社はタウン情報冊子「函館ウォーカーズマニュアル」を発行し、1997年から「道南新地図」を発売。2001年に発売した第2弾は約3万部が売れるヒット商品だ。今回は約10年ぶりの大幅刷新で「カーナビにはない一覧性ときめ細かい穴場情報が最大の特長」(石川社長)という。
15万分の1の縮尺地図の表には函館から八雲まで、裏には八雲以北の後志管内ニセコ町や胆振管内の室蘭市の一部までを収めている。地図上には温泉や眺めのいい場所、公衆トイレのほか、コンビニエンスストアとガソリンスタンドは会社別にマークで表示している。
道路情報は同社が3年がかりで実地調査に取り組み、裏道や抜け道に加え、写真や登山道なども充実させた。また、北海道新幹線新函館駅(仮称)までの開通ルートや、道央道落部インターチェンジ(IC)から建設中の七飯ICまでの計画ルートなども掲載している。
石川社長は「利用者の目線でかなりマニアックなところまでカバーした。地図を手に自分だけのお気に入りスポットを探してほしい」と話す。A1判、両面カラーで、初版は約5000部発行。一部840円。市内の書店やコンビニで販売する。問い合わせは同社TEL0138-53-6089。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。