町の発展に全力尽くす…七飯町議会で中宮町長が施政方針演説
update 2010/5/20 10:07
【七飯】七飯町の中宮安一町長は、19日に開会した町議会の第3回臨時会で施政方針を演説し、政策経費を盛り込んだ本年度の一般会計補正予算案と同下水道特別会計、同水道事業会計の各補正予算案の議案3件を提出した。会期は21日までの3日間。
中宮町長は2期目の町政に向けて「選挙戦を通して多く人からいただいた声を肝に銘じながら町の発展に全力を尽くす」と決意を述べた後、「住みたいまち・住み続けたいまち“七飯町”」の実現を目指し7項目の基本政策を掲げた。主要施策として、小児用肺炎球菌ワクチンと子宮けいがんワクチンの接種費用の助成や、町内会や商工会、企業が連携して独り暮らしの高齢者をサポートする「安心御用聞き」制度の創出、グループホームのスプリンクラー設置支援などを盛り込んだ。
2015年度に開業する北海道新幹線関連では、函館総合車両基地造成に伴う町道の付け替え工事を推進。新幹線の札幌延伸と併せて12年度開通予定の道縦貫自動車道大沼インターチェンジ(IC)の供用開始、続く七飯ICまでの早期着工についても関係機関に要請するとした。
続いて、吉田雅幸教育長が教育行政方針を述べ、子供の基礎学力向上やいじめの撲滅、子供の安全確保に決意を示した。
一般会計の補正予算案は本年度当初予算に6億8600万円を追加し、総額は94億7600万円(前年度当初比10・2%増)。各予算の審査は議長を除く議員17人で構成した予算審査特別委員会(平松俊一委員長)に付託した。
提供 - 函館新聞社
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