温もりある市政を推進…高谷市長が市政執行方針・北斗市議会
update 2010/5/18 13:25
【北斗】北斗市議会の第2回定例会は17日、開会し、会期を28日までの12日間と決めた後、高谷寿峰市長が市政執行方針を演説した。高谷市長は「市民の、市民による、市民のための市政を基本に誠実で温もりある市政を推進する」と述べ、9項目の目標を掲げたほか、就任後初となる各会計の本格予算案を提案した。
主な施策については、2015年度に開業が予定されている北海道新幹線新の新函館駅(仮称)周辺整備事業の工事を本年度から始める。市渡第2号線など周辺の市道8路線の新設改良工事に着手するほか、区画道路や上水道、駅前駐車場の各整備の用地取得を進める。
選挙時の公約に掲げた、新規高卒者を採用した中小事業者への助成制度は年内での予算化を目指すとし、また、子供医療費助成の高校3年生までの拡大については、10月からの実施を目指すとした。
行財政改革の推進は、事務事業の一部見直しを進めるとし、累積赤字が膨らむ国保事業特別会計は、市国保運営協議会の答申内容を尊重し、11年度施行を目指して税率改正を行う。
次いで、藤巻博司教育長が教育行政執行方針を演説。「市が掲げる5項目の教育目標の実現に向け全力で取り組む」とし、運動公園多目的広場の全天候型トラック改修に伴い、第4種陸上競技場公認の取得など施策を掲げた。
このほか、市は新幹線関連の事業費や浜分中の新築工事費用を盛り込んだ総額201億8481万円とした一般会計の本年度予算案など議案18件を提案。一般会計と7特別会計、水道事業会計の9会計の本年度予算案を議長を除く議員23人で構成する予算審査特別委員会に、他の9議案を各常任委員会に付託する。
提供 - 函館新聞社
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