コンビニ納税・軽自動車税納付書 一部読み取れず
update 2010/5/11 09:16
函館市が本年度からスタートした税金のコンビニ納付で、一部の軽自動車税納付書のバーコードデータが読み取れず、コンビニエンスストアで支払えないトラブルがあることが10日までにわかった。市には同日まで、納付できなかった市民とコンビニから40件の苦情が寄せられた。希望者には納付書を再発行するとともに、印刷機を解体するなどして原因を探っている。
市では収納率や利便性向上などを目的に4月、市税と国民健康保険料、保育料、市民税、資産税をコンビニ納付できるようにした。市税務室によると、納付書のバーコードなどはコンビニ納付に合わせて導入した市の印刷機で印刷し、6日に約6万600件分を発送。7日からコンビニ納付できなかった市民からの苦情があったため、土日曜日の8、9日には職員が休日出勤して対応に当たった。
7―10日に寄せられた問い合わせは、市民からが36件、コンビニからが4件。市は支払いできるコンビニには、トラブルがある旨を通知。問い合わせがあった市民に対しては、郵便局や銀行では問題なく納付できることを知らせ、コンビニ納付の希望者には納付書を再発行している。
一方、コンビニで納付できた場合も7―9日の3日間に738件あった。発送時には一部を抽出して読み取り可能かのチェックをしていることから、どの程度の納付書で読み取り不能かは分かっていない。また、同じ機械で印刷した資産税(4月12日発送)と保育料(同26日発送)の納付書ではトラブルの報告はないという。
同室は「せっかくコンビニに足を運んでくれた市民に対しては本当に申し訳ない」と話し、6月には市民税や国保料の納付書発送を予定しているため、原因究明に全力を注いでいる。問い合わせは同室TEL0138・21・3219。
提供 - 函館新聞社
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