亀尾小児童がそば刈り

update 2009/9/26 12:59

 函館亀尾小学校(中村吉秀校長、児童29人)の児童が25日、同校敷地内で栽培したそばを収穫した。今年は長雨の影響で生育不良となったが、児童たちは手作業でそばを刈り取り、食べ物の大切さを学んだ。

 総合学習の一環で、地元の農家、富樫光行さん(74)から指導を受けながら、6月の種まきから収穫、試食までを体験。食育と地域との連携、異学年交流を目的に9年前から毎年行われている。

 児童たちはそばの茎を1本ずつ引き抜き、丁寧に泥を落として収穫。児童会長で6年生の日向亮博君(12)は「作業を通じて食べ物の大切さを実感し、仲間とのつながりもできた」と収穫の喜びを味わっていた。

 収穫したそばは約3週間、ビニールハウスで乾燥させる。児童たちは10月下旬ごろに脱穀、12月中旬ごろにそば打ちにも挑戦する。富樫さんは「栽培から収穫までの基本を教え、子どもたちに食べ物を作る苦労を知ってもらえれば」と話していた。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです