元七飯町長 金澤精一さん死去
update 2010/5/10 03:52
【七飯】元七飯町長の金澤精一(かなざわ・せいいち)さんが7日午後10時、多臓器不全のため入院していた七飯町内の病院で死去した。82歳。函館市出身。自宅は七飯町本町1の4の14。葬儀は七飯町と金澤家の合同葬で行う。通夜は15日午後6時から、告別式は16日午後1時から、いずれも七飯町本町5の6の1、七飯町スポーツセンターで開かれる。喪主は妻・幸(ゆき)さん。葬儀委員長は中宮安一七飯町長。
金澤さんは1928年、函館市生まれ。函館商業高を卒業後、46年七飯村(当時)役場に入り、総務課長、産業課長を歴任。67年助役に選任。74年七飯町長に初当選し、連続5期20年務めた。
在職中は84年に現在の役場庁舎を完成させたほか、92年に文化の森構想として、町文化センターや歴史館の整備に着手するなど文化振興に尽力した。98年に勲四等瑞宝章。
中宮町長は「突然の訃報に驚いており、非常に残念。今の七飯町の礎を築いたのは金澤さんであり、これまでの多大な功績を後世まで伝えることが私の責務と思う。今は、ご冥福をお祈りするばかりです」とコメントした。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。