「花いっぱい道づくりの会」が「みどりの愛護」国交相表彰
update 2010/5/8 15:05
2004年から函館新道沿線で花の植栽活動を行っている市民団体「函館花いっぱい道づくりの会」(折谷久美子代表)が、本年度の「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受けることが決まった。折谷代表は「活動開始からわずか6年でこのような名誉ある表彰を受けることは本当にうれしい。多くの皆さんの支えのおかげ。この活動を未来につなげていけるように頑張りたい」と喜んでいる。
同表彰は花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間の団体の功績をたたえ毎年行っており、本年度は全国86団体、道内からは道づくりの会と芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会(札幌市)の2団体が選ばれた。
道づくりの会は、函館の玄関口となる国道5号函館新道(石川・桔梗地区)沿線の植樹ますで花を育て、函館を訪れる人たちをもてなしの心で迎えようと、NPO法人や地元町会など7団体が函館開建函館道路事務所、函館市土木部、市住宅都市施設公社とボランティア・サポート・プログラムを結び活動を開始。初年度は150人が参加し、約150メートル区間に花苗5500株を植樹した。
その後、近隣の小中高校や、スポーツ少年団などから参加が相次ぎ、昨年度は27団体約850人が、約600メートルの区間に1万本の花苗を植樹するまでに拡大した。
構成団体の中核となる「NPO法人スプリングボードユニティ21」の理事長でもある折谷代表は「函館新道を利用する人たちに喜んでもらおうと始めた活動が、このように評価され大変光栄なこと。これを励みにして、今後も子どもからお年寄りまで幅広い年代の人たちと一緒に手を取り合って、100年先までこの活動が続くように頑張りたい」と意欲を見せている。
23日に兵庫県で行われる表彰式には折谷代表が出席。6月12日に函館新道で行われる本年度の植栽活動で受賞報告を行う。
提供 - 函館新聞社
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