「函館に誇り持てた」…柏野小児童が「観察隊」の活動報告
update 2009/9/26 12:58
函館市の学習プログラム「こども町並み観察隊」を総合的な学習で実施していた函館柏野小学校(藤井良江校長)の5年生児童は25日、プログラムの総まとめとなる活動報告会を松陰町の同校で開き、児童たちはこれまでの学習成果を披露した。
同観察隊は、子供たちに西部地区の由緒ある町並みの魅力を体感してもらおうと、市都市デザイン課が市内の小学校に呼び掛け毎年実施している。本年度は函館開港150周年の節目の年に当たることから「開国と国際交流」をテーマに6月から学習をスタート。約60人の児童が6月下旬と7月中旬に西部地区の歴史的な建造物を見学し、開港当時の歴史や函館と外国とのかかわりを学んだ。プログラムでは公立はこだて未来大の学生も児童の学習をサポートしてきた。
前の授業で見学したことを模造紙にまとめていて、活動報告会ではグループごとに開国当時の外国と函館とのつながりやペリーと函館とのかかわりについて発表。三択クイズを出したり、質疑応答などし、興味を深めていた。
児童たちは「函館に誇りを持てた」「もっと調べてみたい」などと感想を口にし、坂口陽勇君(10)は「ペリーより先に日本に来た米国人マクドナルドについて調べた。きょうの発表は勉強したことを伝えることができて良かった」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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