ベイエリアに車の列 大型連休折り返し
update 2010/5/4 12:25
大型連休の折り返しとなる3日、函館では今季最高の19度まで気温が上昇。6月上旬並みの初夏の陽気に誘われ、大勢の観光客や市民が市内近郊の観光地を訪れた。函館では午後2時過ぎに最大瞬間風速15・5メートルの強風に見舞われたが、観光客は帽子を押さえながら懸命にお気に入りのスポットを目指していた。
市内中心部では駐車場付近を先頭にした車の長い列が目立った。赤レンガ倉庫群がある豊川町の函館ベイエリアの七財橋から西部臨港通に向かう道路では、信号が青になってもなかなか前に進まず、ドライバーもいらいら気味の様子。札幌から夫婦で観光に訪れた自営業、斉野一さん(39)は「20分以上足踏み状態。こんなに混んでいるとは思わなかった」と困惑顔だった。
市内近郊の行楽地でも、家族連れを中心に人の波が絶えなかった。函館酪農公社が運営する函館牛乳あいす118(中野町118)では、新鮮なアイスクリームや乳製品を求め長蛇の列ができていた。
中でも人気を集めていたのが、ゴールデンウイークの期間限定メニュー「マリボーチーズ焼き」。ラクレットオーブンという専用の道具で表面を溶かしたチーズを、パンに乗せて提供するもので、車で東京から高速道路を乗り継いで遊びに来た滝沢恒さん、泰恵さん夫妻は「ホテルのフロントに薦められてここ(あいす118)に来たが、北海道ならではの新鮮なチーズを食べることができて大満足」と笑顔を見せていた。
提供 - 函館新聞社
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