「食KING市」初開催 森町、買い物客でにぎわう
update 2010/5/3 10:41
【森】森町の農水産物や特産品などを販売する産業市「楽市楽座もりまち食KING市」(同実行委主催)が2日、JR森駅前通りで初めて開かれ、地元の業者や個人14組が出店し大勢の来場者でにぎわった。
同駅前通りの商店街活性化を目指し、町や産業団体などが実行委員会を立ち上げ企画。12月まで毎月第1日曜に開催する。
駅前通りを歩行者天国にし、約200メートルにわたり各店が軒を並べた。売り場には、旬の農水産物や特産品が通常料金の安値で売られ、新函館農協森支店が売り出したトマトやキューリなど旬の野菜は10分ほどで品切れ。鮮魚の売り場では、焼きホッケや焼きホタテなど一口サイズの試食を提供。来場者は各売り場を一店一店見ながら目当ての品を買い求めていた。
森産コンブの加工品などを販売する「本茅部とべ屋」は、天ぷらにしたホタテの稚貝に自家製たれをかけた「まめホタテ天ぷら丼」を販売し、同店の東勇人さん(29)は「手応えを感じた。地産地消、食育をアピールする場になれば」と期待。札幌市から地元に里帰りし、買い物に訪れた石村朋子さん(38)は「地元の食材の良さを再認識した。静かな町の印象があるので、このようなにぎやかなイベントを今後も継続してほしい」と話していた。
合間にはYOSAKOIソーランの演舞や沖縄民謡エイサーの演奏も行われた。
提供 - 函館新聞社
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