江差山車、追分会館 観光客で盛況

update 2010/5/2 15:08

 【江差】大型連休に入り天候も落ち着いた1日、江差追分会館と江差山車会館(中歌町193の3)には大勢の家族連れやツアー客が訪れ、豪華な山車の展示や江差追分などの実演を堪能した。

 4月25日にオープンした山車会館は、初めての大型連休を迎えた。1日も大型バスで訪れた団体客や個人客が詰め掛け「松寳丸(まつほうまる)」と「神功山(じんこうざん)」の迫力ある姿に驚きの声を上げていた。札幌市から訪れた男性(65)は「実物を見るは初めて。とても迫力があります」と笑顔で話した。

 追分会館では、歴代の全国大会優勝者らによる江差追分の実演もスタート。本場の江差追分や民謡に聞き入っていた。実演は10月下旬まで。午前11時、午後1時、同2時半の1日3回行う。小田島訓館長は「山車会館の開業効果もあり、入館者は例年を上回る勢い。連休後半の入り込みにも期待しています」としている。

 また、大型連休中は、町内に伝わる郷土芸能の特別上演も。2日は網元や商家で行われたもちつきの様子をユーモラスな踊りで表現する「江差もちつきばやし」、3日は江戸時代から伝わる「五勝手鹿子舞(ししまい)」を上演。4日はニシン漁の活気を伝える「江差沖揚げ音頭」を、5日には漁場を荒らすサメを退治する様子をにぎやかな踊りで演じる「江差鮫(さめ)踊り」を披露する。郷土芸能は午前11時と午後1時の1日2回の上演を予定している。

 山車会館は追分会館に併設。共通入館料(大人500円、小中高生250円)で、両館の展示が見学できる。大型連休中は無休。開館時間は午前9時―午後5時まで。問い合わせは江差追分会館TEL0139-52-0920。

提供 - 函館新聞社




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