函館バスがポイント制度導入 1日から地方5路線で
update 2010/5/2 02:48
函館バス(函館市高盛町、寺坂伊佐夫社長)は1日から、利用が伸び悩む地方5路線を対象に、スタンプをためると1回分の運賃が無料になるポイント制度を導入する。利用客のお得感を演出し、減少傾向にある地方路線のバス利用の促進を図る狙い。
人口減少やマイカーの普及などに伴うバス利用客の減少に歯止めを掛けようと、当面は来年3月末までの期間限定で実施する。地方の遠距離路線に1回乗車するごとにスタンプが1つたまり、7つ集めると次回の乗車が無料になる。
対象となる路線は、函館と江差、松前、知内、長万部を結ぶ4区間と、江差―八雲間の計5区間。5路線内で一定距離以上の乗車が必要で、運賃ベースで1120円―2090円の区間が対象となる。運転手が降車時に専用カード菔写真菔にスタンプを押す。
現金のほか、バスカードや回数券も対象となる。定期券の利用者は対象外。同社は「楽しみながらスタンプを集めてもらい、函館バスのファンを増やしたい」と話し、今後、利用動向をみて対象路線の拡大も検討するという。カードはバス車内で配布する。問い合わせは同社函館営業所 TEL0138-51-3137。
提供 - 函館新聞社
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