教科書や防毒マスク並ぶ「戦時中の生活展示会」

update 2010/4/30 10:55

第2次世界大戦中の国内の貴重な資料を紹介する「戦時中の生活展示会」が29日、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で始まった。

 5月3日に行われる「愛ラブ9条フェスティバル2010」(同実行委主催)の関連行事。会場には実際に使用されていた戦時中の教科書約30点が並び、直接手に取って見ることができる。米国に対する宣戦布告や、新型爆弾(原子爆弾)投下時の新聞や号外記事なども掲示されている。

 このほか、当時使用された防空ずきんや防毒マスクなどの生活用品に加え、北海道ノーモア・ヒバクシャ会館(札幌市)から提供された、原爆によって溶けて変形した金属やガラス瓶なども展示され、原子爆弾の恐ろしさを目の当たりにすることができる。

 市内の70代の男性は「当時の教科書を読んで、戦時教育の怖さを再確認した。あらためて平和の大切さを思った」と話していた。

 入場無料。5月3日まで。問い合わせは同実行委TEL0138-56-0042。

提供 - 函館新聞社




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