GWいよいよスタート 函館への観光客 順調
update 2010/4/29 13:10
春の大型連休が29日、いよいよスタートした。今年は5月2日から5日までが暦の上の4連休と長期休暇が取りやすい状況に加え、経済不況やアイスランドの火山噴火の影響などで海外旅行から国内旅行に切り替える人が増えており、函館市内の宿泊施設の多くは、昨年を上回る予約状況となっている。
函館湯の川グランドホテル(函館市湯川町3)では、4月28日から5月4日まではほぼ満室の状況。例年込み合う時期だが、昨年よりも予約が埋まるペースは早かったという。同ホテルでは「首都圏からの個人客がメーン。以前は海外に足を運んでいた客層が、国内でのんびり過ごせる場所として選んでいるのでは」と話す。
ラビスタ函館ベイ(函館市豊川町12)もゴールデンウイーク期間中はほぼ満室の状態。同ホテルでは「桜の開花が遅れた影響を心配したが、ほぼ例年通りの予約数。元町やベイエリアなど函館市内には観光場所がたくさんあるので、じっくり楽しんでもらいたい」と話している。
一方、函館からの旅行先については国内外の幅広い地域に人気が分散している。テーオー旅行センター(函館市梁川町10)によると、道内では札幌や洞爺、登別など、道外では東京ディズニーランドなど定番の観光地に予約が集中。海外旅行人気も安定しており、ソウル、ハワイ、バリ島など人気の高い地域が中心だが、ヨーロッパに関しては、火山噴火の影響でキャンセルや日程変更が相次ぎ、「料金も安くなる5月後半以降が狙い目」と話している。
JTB北海道函館支店(同本町6)でも、定山渓や登別など近場の温泉パックツアーなどが人気を集めているという。
提供 - 函館新聞社
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