純金東京タワー! ワタナベ本店で展示 6日まで
update 2009/9/4 14:03
純金製の東京タワーのミニチュアが4日から、函館市若松町17の時計・宝飾店「ワタナベ本店」で展示される。道内でお披露目されるのは初めてで、精巧に再現された鉄骨一本一本がまばゆい輝きを放っている。6日まで。
田中貴金属工業(東京)の直営店が昨年、東京タワーの開業50周年を記念して制作。50周年にちなみ、使われた純金は約5キロ、サイズは実際の500分の1(高さ66センチ、幅18センチ、奥行き18センチ)で、販売価格は5000万円。実際のタワーの図面を基に、金工芸師が3カ月かけて組み上げた。
田中貴金属工業の特約店であるワタナベ本店が、店頭で金や銀、プラチナの純度を調べられるエックス線検査装置を道内で唯一導入したのにちなんだ企画。金の質感を間近で見てもらおうと、ケースに入れずに展示する。店頭展示は全国で8カ所目だが、まだ売約はついていないという。
模型は実際の東京タワーと同じように台に段差を設けたり、純金の重みに耐えられるよう部品を薄く作ったりと、匠(たくみ)の技も光る。ワタナベ本店の渡辺邦生店長は「不況風を吹き飛ばすような景気のいい輝き。この機会に金の良さを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
展示は午前10時から午後7時まで。
提供 - 函館新聞社
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