世界各国の楽器 力強い歌声響く ヤマザキさん、山北さんライブ
update 2010/4/25 10:28
埼玉県在住のシンガー&パーカショニスト(打楽器奏者)ヤマザキヤマトさんと、厚沢部在住のアフリカンパーカッショニスト山北紀彦さんのジョイントライブが24日、函館市赤川町のカフェエンで開かれた。二人は世界各国の珍しい楽器を操りながら、色彩感豊かなパフォーマンスを繰り広げ、来場者を魅了した。
ヤマザキさんは、さまざまな打楽器の音色やリズムに、シンプルで深い歌詞とメロディーを乗せて歌い上げる異色のミュージシャンとして、全国を巡る演奏活動を展開。今回は音楽仲間である山北さんの招きでジョイントライブを行うことになった。
この日は前半がヤマザキさん、後半が山北さんのステージ。ヤマザキさんは南アフリカの太鼓「ジャンベ」や、ブラジルの打弦楽器「ビリンバウ」など、持参した珍しい楽器を紹介しながら、力強い歌声でオリジナル作品を次々と披露した。
中でも注目を集めたのが、スイスで発明された「HANG(ハン)」。金属性の鍋が2枚合体したような円盤型の楽器で、ヤマザキさんが手で触れると幻想的な音色が響きわたった。国内でも数少ないハン奏者であるヤマザキさんは、調律の違う2台の楽器を巧みに操ることでさらに複雑な音楽世界を生み出し、会場内を異次元の空間で包み込んでいった。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。