七飯高と米・カーライル高が姉妹校提携を締結

update 2010/4/21 09:57

 【七飯】七飯高校(小越康雄校長)と米国マサチューセッツ州コンコード町のカーライル高校(ピーター・バダラメント校長)の姉妹校調印式が20日、七飯町文化センターで行われた。七飯高の生徒、教職員や、親善コンサートの出演で来町したカーライル高コンサートバンドの生徒ら約500人が出席。小越校長とバダラメント校長が協定書に調印し、両校の友好と交流活動の推進を誓った。

 七飯町とコンコード町が1997年に姉妹都市提携を結んで以来、カーライル高のコンサートバンドが来町した際には、七飯高吹奏楽局と合同で親善コンサートを開いているほか、同バンドの生徒が七飯高生と交流をしてきた経緯がある。昨年4月にはカーライル高の生徒17人や教職員が七飯高に来校し、授業を体験している。

 姉妹校の提携は七飯高側が昨年提案し、カーライル高側も合意。今回の親善コンサートに合わせて調印式を行うことを申し合わせていた。

 調印式では、小越校長とバダラメント校長がステージ上に登壇し、締結交流内容が記された協定書に署名。学術、言語、文化的な目的での相互訪問を行い、電子メールや芸術・文化作品の交換などを行っていくことなどを盛り込んだ。七飯高の小越校長は「さらに強いきずなを育てていきたい」とあいさつした。

 07年から今年3月まで同校の校長を務め、姉妹校提携に向けて尽力した榎本眞智子さん(岩内高校長)は「感無量。若い人たちが言葉の壁を超えて分かり合えることが国際社会の平和につながる。姉妹校提携を大事にしてほしい」と述べ、同校の1期生でPTA会長を務める上村幸久さん(42)は「生徒たちのプラスにつながることを期待している」と話した。

 式後には記念演奏会が開かれ、同バンドと同校吹奏楽局が前日の親善コンサートに続き熱演。大沼の森林公園では雨の中、姉妹校提携の記念植樹をした。

提供 - 函館新聞社




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