函館市民会館の花時計、今季の運転開始

update 2010/4/21 09:56

 20日は二十四節気の一つ穀雨。春雨が降って穀物を潤すとされる。暦通り雨が降る中、函館市民会館(湯川町1)の前庭にある花時計と噴水が今季の運転を開始した。作業員が時針を取りつけ、春の訪れを知らせた。

 花時計の秒針は長さ3.4メートル、花壇は直径6.9メートル。赤、青、黄、白などのパンジーが約1000株植えられている。花時計は1970年に設置。今年は同館の40周年を記念し、花壇に「40」の数字を表すように花を植えた。5月上旬には鮮やかに咲き、よく分かるという。

 この日は近隣の深堀、湯川、湯浜の保育園の園児らが訪れ、運転スイッチを押すセレモニーやこいのぼりの掲揚が予定されていたが、雨のため急きょ中止。花時計は噴水ともに午前10時から運転を開始した。

 花は季節に合わせ植え替えられ、7月にはベゴニアやインパチェンス、10月には葉ボタンなど、11月ごろまで憩いの場として楽しめる。

提供 - 函館新聞社




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