管理室やヘリ 興味津々 海自護衛艦みねゆき一般公開

update 2010/4/19 16:30

 海上自衛隊函館基地隊は18日、函館中央ふ頭に着岸している、第14護衛隊所属の護衛艦「みねゆき」(宮路貴幸艦長、2950トン)を一般公開した。市民ら約1600人が訪れ、魚雷などの武器や飛行甲板に着艦した哨戒用ヘリコプターの内部を興味深そうに見学していた。

 京都府舞鶴港を母校とする同艦は1984年に就役。海上戦闘に対応できるようミサイルや速射砲などを完備しており、護衛艦隊の中核艦として活躍している。17日に函館港入りした。

 この日は船内の内部見学はできなかったが、飛行甲板などを経由する見学コースを設定。来場者は写真を撮ったり、隊員から各種装備の解説を聞くなどして楽しんでいた。中でも飛行甲板のヘリコプター「SH60J」や、同甲板に設置されているガラス張りの管制室は子どもたちの人気を集めていた。同艦広報の小林英男さん(39)は「海自を身近に感じてほしい」と話していた。

 来場した市内の草島優美子さん(40)は「どの装備も迫力があった」と話し、長男の翔大君(5)は「船はかっこよくて、とても面白かった」と笑顔だった。同艦は19日に舞鶴港に向け出港する。

提供 - 函館新聞社




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