函館秋田県人会 設立60年の節目祝う
update 2010/4/18 09:23
函館秋田県人会(長門一也会長)の設立60周年記念式典が17日、花びしホテル(函館市湯川町1)で開かれた。同会会員と来賓ら合わせて約60人が出席し、節目の年を祝った。また式典の中では、同会が函館市内に植樹した秋田杉の保存目的のため会員から集めた募金20万円が函館市に寄付された。
同会は、市内在住の秋田県出身者により1950年に発足。現在は約150人で活動している。式典には堀井啓一秋田県副知事らが来賓として出席。堀井副知事は「秋田と函館の懸け橋として、これからも活発な活動を続けてほしい」と祝辞を述べた。
同会では90年に設立40周年を記念し市内鱒川町に秋田杉2000本を植樹。現在は約1500本が10〜13メートルほどに成長している。今回の募金は今後の維持管理の資金の一部として使われる予定で、式典では長門会長が小柏忠久副市長に目録を手渡し、小柏副市長からは市長感謝状が伝達された。
長門会長は「60年間にわたって県人会を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちでいっぱい。今後はいっそう秋田と函館双方のために努力していきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。