函館市 利用好調の公用自転車 増車へ
update 2010/4/18 09:22
函館市は、2009年度から導入した公用自転車の利用が好調なことを受け、本年度も活用を進める。初年度の乗車距離は、5台を導入済みの本庁舎で合わせて2149キロ。市環境部のリサイクル自転車のため導入費が低く抑えられ、人力のため環境にもやさしい。市総務課は「今後も順調に増やしたい」と話している。
環境面から導入したが、駐車場が少ない本町方面や近場への交通手段として定着してきた。特に生活保護世帯を訪れる機会の多い福祉部や、納税業務を担う市民部の利用が多い。同課は「路上駐車の取り締まりは公用車でも一般車両と同様に厳しい。駐車場所の心配をしなくとも良いうえ、匿名性もある」とメリットを説明する。
本庁舎での初年度の乗車距離は、昨年6月が最も多い410キロ。そのほか同7月が389キロで、同12月は44キロ、ことし3月にも7キロの利用があった。
これまでの導入台数は、本庁舎や環境部、湯川・亀田支所に計16台。今後はリサイクル自転車の状況により、年度内にさらに12台を取得し、戸井・椴法華支所や水道局、図書館、病院局などに配置する計画だ。
本年度の利用状況について同課は「4月は2日から使われている。これまでは雪や風の影響であまり利用が進まなかったが、暖かくなるに従ってたくさん使われるようになるだろう」と話す。
提供 - 函館新聞社
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