手づくりクッキー「桜の五稜郭」21日から販売
update 2010/4/17 09:30
函館市東川町の社会福祉法人かいせいは、五稜郭タワー、道教育大函館校の学生と協力し、春の五稜郭をイメージした手づくりクッキー「桜の五稜郭」を製品化した。21日から5月31日までの期間限定で、五稜郭タワー売店で販売される。かいせいは「三者の思いが一つの形になったクッキーを通じ、多くの人に函館を知ってもらいたい」と話している。
かいせいは障害者の就労支援事業で菓子製造・販売している。昨年12月に五稜郭タワーに観光商品の開発を提案し、五稜郭の「星」、春の風物詩「サクラ」をイメージしたクッキーの製品化を目指してきた。パッケージデザインは同校情報科学専攻情報デザイン分野3年の伊藤美郁さん(20)と木村葵さん(20)が考案した。
クッキーは、サクラ強化エキスで香りづけした新しい味のサクラが1袋、ココアやヨモギ、オカラなどの8種類が入ったミックスが2袋の計3袋入りで1箱500円。ミックスは、北海道の形と五稜郭をイメージした星型の2種類ある。かいせいの中村将司さん(28)は「きれいなサクラ色を出すのに試行錯誤した」と話す。
箱は五角形で、サクラが満開になった五稜郭をイメージ。伊藤さんと木村さんは「自分たちのデザインが商品化されてうれしい。食べ終わったら小物入れなどに使ってもらいたい」と笑顔。五稜郭タワーの吉田誠さん(37)は「地元商品で五稜郭を紹介したい。お客さんの目を引くのでは」と期待している。
問い合わせはかいせいTEL0138・22・8775。
提供 - 函館新聞社
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