15日に北海道・東北の新幹線沿線自治体が青森で初会合
update 2010/4/14 09:40
北海道新幹線の札幌延伸と北海道・東北の広域連携を目指し、道内と東北の沿線18市町が集まり、延伸効果などについて協議する会合が、15日に青森市で開かれる。道南からは函館市、北斗市など6自治体が参加、札幌延伸はもとより、12月に開業する青森や南東北との連携に向けた好機とする考えだ。
会合は、上田文雄札幌市長の呼びかけで初開催。道内からは「北海道新幹線建設促進関係自治体連絡協議会」(会長・上田市長)を構成する札幌ほか小樽市、倶知安町、長万部町、八雲町、七飯町、函館市、北斗市、木古内町が参加。東北からは青森市、今別町、七戸町、八戸市(以上青森県)盛岡市、二戸市、岩手町(以上岩手県)と仙台市、福島市が出席する。
札幌市新幹線対策室によると、当日は東北新幹線新青森駅を視察した後、青森市内のホテルで会議を開き、首長らが延伸効果や広域連携について話し合うとともに、延伸の必要性を訴える決議文を採択する予定としている。
同推進室は「札幌まで延びることで移動時間が短縮され、交流が大幅に増える。会合によって新幹線が北海道・東北に必要であることをアピールし、延伸につなげたい」と話す。
道南からは西尾正範函館市長のほか滝口直人北斗市副市長、中宮安一七飯町長、大森伊佐緒木古内町長らが参加する。函館市新幹線対策室は「青森との連携が大きな主眼となる。開業前の事例や並行在来線の扱いも含めて学ぶものは多く、相互交流や連携の第1段階としたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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