スナッフルスが札幌初進出 来月6日、北洋大通センターに
update 2010/4/13 09:51
洋菓子製造販売のペシェ・ミニョン(函館市湯浜町、中澤美樹社長)が市内で展開する洋菓子店「ペイストリースナッフルス」が、北洋銀行などが札幌市中央区の旧拓銀本店跡に建設した北洋大通センター内の商業施設に出店することが決まった。函館以外に直営店が進出するのは初めて。開業は5月6日。同社は「地域密着で親しまれてきた函館の味を札幌の中心部から全道に発信したい」と意気込んでいる。
同ビルは大通公園と札幌駅前通に面した地上19階、地下4階。今月上旬に完成し、駅前通側の商業施設「大通ビッセ」の1階にできる道内各地の人気菓子店6店のスイーツを集めたコーナーに出店する。店舗面積は約20平方メートル。持ち帰り販売のほか、共有のフードコートで食べることもできる。
新店舗の名称は「スナッフルスさっぽろ大通店」。主力商品のチーズケーキ「チーズオムレット」をはじめ、店舗裏に設けた調理場で製造する生ケーキも10種前後並べる。イチゴやティラミスのムースをクレープで包んだ「シュルプリーズ」や、シフォンケーキ、ミルクレープなど札幌限定の新作も開発した。
同社製造チーフの立木直美さん(29)は「シンプルでありながら食べて驚きや発見のある味わいに仕上げた。作りたてのおいしさを多くの人に味わってほしい」とPR。中澤社長(52)は「ケーキはおなかよりも心を満たすもの。北海道という広い枠の中で挑戦者として札幌の市民や観光客に愛される店を目指したい」と話している。
同社は現在、函館市内で洋菓子店「ペイストリースナッフルス」など7店舗を展開している。年内にも札幌市内に道南以外では初めての製造工場を新設する予定。来年6月には新千歳空港のターミナルビル内に新たに直営店を出店する計画で、物流機能を高めて道内外へさらなる販路拡大を狙う。
提供 - 函館新聞社
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