ロシア極東大入学式
update 2010/4/13 09:51
函館市元町のロシア極東大函館校(イリイン・セルゲイ校長)で12日、入学式が行われ、18歳から60歳までの新入生8人が学生生活の第一歩を踏み出した。
本年度は2年制のロシア語科に4人、4年制のロシア地域学科に4人が入学。在校生や来賓ら約60人が見守る中、パンと塩を差し出し、歓迎の意を表すロシアの伝統儀式「フレップ・ソリ」や、新入生への入学許可証の授与などが行われた。
新入生を代表し、函館出身の鍋谷真依さん(18)が「ロシアのスペシャリストとして、日ロの友好発展のため、社会に貢献できる人間になることを誓います」と宣誓。イリイン校長は「すばらしいロシア文化、文学、ロシア語について知識を得てロシアのことが好きになると確信しています」と式辞を述べた。
3月に仙台市内の盲学校を定年退職し、入学を果たした畠山重人さん(60)は「大学時代に少し勉強していたので興味があった。ロシアの詩が読めるようになれたら」と期待。静岡県出身の加藤奈美さん(18)は「ロシア語を生かせる職に就きたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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