スギ花粉飛び始める 4月下旬に向けてピーク
update 2010/4/9 09:18
春の暖かさが増し、函館市内で花粉が飛び始めた。花粉飛散調査を行う渡島保健所(美原4)は、「4日にスギ花粉の本格的な飛散が始まった」と発表。「特別な注意を払うものではないが、花粉症を抱える人にはつらい季節。飛散状況の様子をこまめに確認を」とホームページなどで情報提供に努める。
飛散調査は3月4日から観測している。函館の花粉に多くはスギ。例年、3月下旬には飛散が増し始めるが今年は肌寒さが影響。4月3日までは、ほとんど飛散していない状況だった。
飛散開始日の4日は、専用ガラスに1平方センチメートルあたり3.4個。翌5日は同18.8個の花粉がついた。昨年の開始日は3月17日で、ピークは4月9日だった。
同保健所は今年のピークを早くて来週、遅くても今月下旬と予測する。さらに5月早々には落ち着くとみる。また、本州の飛散量に比べると微々たるものだという。
HPでは、スギのほかシラカバの花粉飛散状況も。5月中旬ごろからはイネ科の草「カモガヤ」「チモシ」の飛散状況も加える。
提供 - 函館新聞社
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