高陽市との姉妹都市提携、今夏の調印式を要請/函館市
update 2010/4/6 15:53
函館市は、韓国・高陽(コヤン)市との姉妹都市提携に向け、同市に対し今夏をめどに函館での調印式実施を要請した。両市の議会ではすでに提携を了承しているが、高陽市が6月に市長選挙を控えていることから、調印式を含めた事務レベルでの調整は市長選後に本格化することになりそうだ。
姉妹都市提携は、昨年10月に西尾正範市長や経済界関係者らが観光プロモーションで高陽市を訪問したことをきっかけに話し合いが進み、今年1月に高陽側から提案があった。
両市議会では、函館が2月の定例会で提携を進めるよう決議を行ったほか、高陽でも3月26日の議会最終日で議決した。市企画部は「支障なく、予定通り進んでいる」とする。
調印式は高陽側から「函館で行いたい」との申し出があり、市は「先方の市長が函館に来たことがなく、こちらを知っていただくいい機会」として応じる考え。市は今月に入り、サッカーの「プリマベーラ函館FC」が同市に遠征した際に渡辺宏身企画部長が同行、同市の副市長に対し8月の港まつり前後の来訪を提案した。
ただ、高陽側は6月2日に同市の市長選挙が行われることから、その場での返答を避けたという。事務レベルでの作業は「新市長誕生後に具体的なスケジュールを詰めていくことになる」(同部)と話している。
提供 - 函館新聞社
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