市道交差点の安全策検討を 児童3人が軽傷事故 西署と学校関係者らが現場診断
函館西署は25日、今月18日に小学生3人が巻き込まれる軽傷交通事故が発生した函館市大川町10の市道交差点で、市や町会、小学校関係者らと現場診断を実施した。一時停止による交通規制や路上に注意を喚起する看板を設置することなど、住民側から一日も早い安全対策を求める意見が上がった。
現場は幅員8メートルと4メートルの道路が交わる交差点。事故は18日午前11時40分ごろ、幅員4メートルの道路を大川公園グラウンド方向から八幡通沿いの児童館に自転車で向かっていた7―10歳の小学生3人が、交差点で右から来た乗用車と出合い頭に接触、軽いけがを負った。同署によると、昨年6月にも小学生が巻き込まれる同様の事故が起きている。
グラウンド方向から八幡通に向かう道路は緩やかな下り坂で、付近住民は、自転車の子どもたちが勢いよく児童館に向かう姿をよく目撃するという。同署交通課の柴田修至係長は「軽傷だったのは偶然にすぎず、重大な事故になった恐れもある。見通しも悪く(自動車側は)ブレーキが間に合わない」と説明した。
住民側からは、交通規制や飛び出しへの注意を喚起する看板の設置、センターラインの塗り直しなどの要望が上がった。高橋法男課長は「できる限り早く何らかの対応策を検討したい」としている。
提供 - 函館新聞社
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