福島、佐藤氏推薦せず…8区公明
公明党道南総支部は19日、8区選対会議を開き、推薦要請が来ていた自民党新人、福島啓史郎氏(63)について、党本部の決定に従い推薦しないことを決めた。志賀谷隆選対本部長は「無所属新人の佐藤健治氏(52)からも推薦を要請されていたが、両氏とも推薦はしない。ただ、党員や支持母体(創価学会)には保守系候補(福島、佐藤氏)を応援するようお願いしたい」と話している。
福島氏については党本部が12日、選挙態勢の遅れなどを理由に推薦しないことを決め、福島氏の陣営から再考を願う要請が来ていた。しかし「保守分裂という事態が変わらず、公認候補といえども福島氏と佐藤氏を区別して判断するのは難しかった」という。
佐藤氏については、陣営幹部も公示前に公明党と創価学会に協力要請をしたことを認めている。公明党は、佐藤氏が自民党公認で出馬した前回も推薦しなかったが、民主党候補よりは支援色を出し、応援した経緯がある。
ただ今回、「双方とも推薦せず」では自主投票とも受け止められかねないため、保守系候補を双方、応援する姿勢は明確にした模様だ。
提供 - 函館新聞社
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