「五輪で金メダル取る」アルペンスキー佐々木明選手、ファンに宣言 地元・北斗で激励会
【北斗】日本アルペンスキー界のエースで北斗市(旧大野町)出身の佐々木明さん(27)の激励会が15日、同市中野通2の北斗市総合文化センターで開かれた。五輪が開催される今季の展望を語るトークショーやサイン会が行われ、地元のファンら約250人と交流した。
佐々木さんはこれまで五輪に2回出場。世界最高峰の大会ワールドカップでも2位に3回入るなど世界を舞台に活躍している。来年2月のバンクーバー冬季五輪では、アルペン競技で日本人54年ぶりのメダル獲得が期待されている日本代表の中心選手。
初めに後援会会長の海老沢順三北斗市長が「北斗市民5万人が応援しているので頑張って」とあいさつ。続いて、佐々木さんと親交のあるサロモン事業部の小倉進さんと対談形式のトークショーが行われた。
佐々木さんはけがに苦しんだ昨季を振り返り「どんなことがあっても気持ちを保って戦えたことが収穫」と話し、バンクーバー五輪については「ワールドカップとは異なり、メダルを取ってナンボ。金メダルを取りに行くので期待して」と宣言。また「2014年のソチ五輪ではスキークロスとアルペンの2種目で世界一を目指す」と早くも五輪後の展望まで語った。このほか花束や記念品贈呈なども行われた。
花束を渡した北斗市渡小3年の鈴木佳南さんは「かっこよかった」と笑顔。佐々木さんの父親の悦郎さん(61)は「地元の人がこんなに集まってくれて本当にありがたい。本人にとって大きな力になる」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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