終戦記念日 戦没者追悼 函館護国神社で慰霊祭
青柳町の函館護国神社(真崎不二彦宮司)では「戦没者追悼平和祈願式」(函館市連合遺族会主催)が開かれた。厳かな雰囲気の中、戦没者の遺族ら42人が参列し、失われた尊い命や平和への思いを新たにした。
同祈願式は終戦後の1946年に始まった。50年からは同会(木村勝英会長)によって毎年執り行われている。
参列者が一人一人玉ぐしをささげ、手を合わせた。国歌斉唱、真崎宮司による祝詞奏上の後、1歳の時に父が戦死したという木村会長(72)が「この日は64年間の歳月が流れても忘れることができない特別な日。わが国の安泰を築いてくれた戦没者への思いを胸に、日本の平和と文化を守り続けます」と述べた。
沖縄で夫が戦死したという同市在住の福士キチヨさん(90)は「祈願式には毎年来ている。戦争は2度とあってはならないし、戦争のつらさももう味わいたくない」と話していた。
update 2009/8/16 09:27
提供 - 函館新聞社
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