長崎屋函館店来月6日で閉店 10月2日MEGAドン・キに
大手ディスカウントストアのドン・キホーテ(東京)は、業態転換を進める長崎屋函館店(函館市美原1)について、食料品売り場やテナントの専門店を除く直営の売り場を9月6日で改装のため閉店することを決めた。同30日から10月1日までは全館休業し、10月2日に「MEGAドン・キホーテ函館店」としてリニューアルオープンする。
現在の売り場面積約2万2600平方メートルのうち、衣料品や日用雑貨などの直営部分約7500平方メートルを全面改装。売り場のレイアウトや商品の陳列方法も大幅に変更し、商品も低価格を売りに現在の1・5倍に相当する約15万点をそろえる。
中でも家電製品や輸入ブランド品を拡充し、「(商品を積み上げる)圧縮陳列などでドン・キらしさを打ち出し、お客さまに新たな発見や驚きがあるような店にしたい」(ドン・キホーテ広報室)としている。営業時間は現行の午後9時までより延長される見通し。
長崎屋函館店は閉店に伴い、9月6日まで「閉店売り尽くしセール」を行い、一部商品を除き全品2割―5割引きで提供中。9月9日から同13日までは食料品の売り尽くしセールも行う。専門店などの既存のテナント約75店は、業態転換後もほぼ変わらず営業を続けるという。
ドン・キ社はリニューアルに合わせ、生鮮販売を手掛ける起業家に売り場スペースを格安で提供する「熱血商店街」の全国第1号店を開設。公募した約10組が地下の食料品売り場のうち、約1300平方メートルの区画に精肉や鮮魚、総菜店などを開く予定。同社は「函館店をMEGAドン・キの基幹店とし、全国のモデルケースにしたい」と期待を寄せている。
提供 - 函館新聞社
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