自慢の作品「出港」 金森ミルクパックボートレース17年ぶり復活
17年ぶりに復活した市民参加型イベント「金森ミルクパックボートレース」(実行委主催)が9日、函館市豊川町の金森赤レンガ倉庫BAYはこだて掘割で開催された。会社員や小学生らの11チームが出場し、思い思いに工夫した牛乳パックのボートでタイムやデザインを競った。
レースは1チームごとにボートを水面に浮かばせ、海に向かって約150メートルを往復する。最初は函館青年会議所の関係者でつくる「西部研究会」チームが、五稜郭の形をした床に奉行所をイメージした屋根付きの建物を設置した力作を携え登場。メンバー3人が必死にオールをこいでゴールすると、会場に集まった市民や観客から拍手が沸いた。
この後、函館北美原小や函館凌雲中の子どもたちなどが参加。中には少し沈みながらも何とか完走するチームもあり、観客から「頑張れ」などの歓声が飛んでいた。
北美原小5年生の近江翼君(10)は「びしょ濡れだけどゴールできて良かった」と笑顔。孫の大浦理久君(4)、莉乃ちゃん(3)と一緒に見学に来た函館市の大浦正記さん(61)と妻の治子さん(61)は「久しぶりに開催すると聞いて見に来た。牛乳パックがこんなに浮くとはびっくり。色を塗ればもっと面白いかも」と話していた。
結果は次の通り。
◇大人の部@ブリック号A函館JC号BTEAM臥牛山▽審査員特別賞・西部研究会▽敢闘賞・達也丸
◇ジュニアの部@ジャンボバナナA科学部サンセットチームB科学部サンライズチーム▽審査員特別賞・ドラエもん▽残念賞・スーパーマン
提供 - 函館新聞社
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