9日から市民茶会で150周年祝う…ドリームボックス
函館港「緑の島」で8日から開かれる函館開港150周年記念事業のメーンイベント「ドリームボックス150」(同事業実行委員会)で、表千家同門会函館支部は9日午前10時から、市民茶会を開く。開港150周年にちなんだ茶器や菓子を用意してもてなす予定で、同支部は「開港当時を思いながら茶の湯文化に親しんで」と、来場を呼び掛けている。
当日、茶席は用意されたテント内に開設されるが、ペリー提督が黒船で函館に来た史実を思い浮かべ、船上をイメージした造りにするという。同支部の青年部や高校茶道部の生徒約60人がもてなしをし、外国人同士が交流している様子が描かれた水指(みずさし)や函館夜景をイメージした茶わんなどを使い茶を立てる。高校生は開港150周年記念のキャラクター「ペロリ君」が描かれたTシャツを着て来場者を迎える。
青年部の高橋真由美部長(45)は「これまで試行錯誤しながら準備を進めてきたが、函館開港150周年記念事業に茶を通して携われることは光栄。笑顔でもてなしたい」と話し、函館工業高茶道部の部長で3年の渡辺清香さん(17)は「未熟ですが先輩たちの力になれるよう頑張りたい」と意欲を見せる。入場料500円。
16日午前10時からは、裏千家淡交会函館支部ともえ青年部も市民茶会を開く。
提供 - 函館新聞社
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