開幕目前 準備万端…8日から「ドリームボックス150」
函館開港150周年記念事業のメーンイベント「ドリームボックス150」(同事業実行委員会主催)は8日、函館港「緑の島」で開幕する。「ドリームボックス」は、緑の島を夢のたくさん詰まった箱にしようと願ったネーミングで、大勢の来場者を迎えるための準備は万全に整った。16日までの9日間、「食」「音楽」「スポーツ」をキーワードに著名なアーティストのコンサートや体験型行事など約50の催事が繰り広げられ、節目を祝う市民らの笑顔が連日、会場いっぱいに広がりそうだ。
開幕日の8日は午前10時から、オープニングセレモニーを実施。航空自衛隊第4航空団(宮城県東松島市)の第11飛行隊(ブルーインパルス)の祝賀飛行や屋外ステージでは記念ソングの合唱、海上自衛隊東京音楽隊の演奏会が行われる。
「食」をテーマとしたイベントは「HAKODATE国際フィッシャーマンズマーケット」と称し、函館の漁業や水産加工などにかかわる物産販売、学術研究機関の展示コーナーを開設。函館近海の海産物を使った食事メニュー(有料)を提供するフードゾーンも設ける。
「音楽」では、PMFブラス・アンサンブル・コンサート」(8日午後2時、同5時)や、7日に開幕する「はこだて国際民俗芸術祭」の特別企画イベント「民俗芸能サミット・見本市サミット」(9日午前11時)などが行われる。
「スポーツ」をテーマとしたイベントは「海上スポーツデイ」(9日午前10時半)と、「陸上スポーツデイ」(15日同10時)と称して市民運動会を開催。会場のにぎわいを創出するイベントとして、プラネタリウムや市民茶会、ヨットや大型カヌーなど試乗体験なども企画されている。
来場者の買い物は専用通貨「ペロリ」(1ペロリ1円)を使用してもらい、前売り通貨(7日まで販売)はプレミアム(10%増し)付き。
同実行委員会の会長を務める西尾正範市長は「港町函館を改めて世界や未来に発信する契機にしたい。市民みんなが元気になるようにぎわってほしい」としている。
このほかの主な催事は次の通り。
◆食▽戸井マグロ解体ショー(16日午前11時)=終了後、マグロ丼を1食500円で販売。
◆音楽▽アフリカのぼく(8日午後6時)=紙芝居とアフリカ太鼓のライブ。入場券1500円(当日2500円)
▽HAKODATE黒船2009(9日午後5時)=ダンスパフォーマンスやDJプレイアーティストによるライブ。入場券2000円、当日2500円。
▽COP10スペシャルライブ(13日午後6時半)=「マリーンシングス熱帯JAZZ」「TOKUウイズ大黒摩季」が出演。いす指定席3700円、立見2000円。当日各500円増し。
◆スポーツ▽函館ペリー来港回顧ボート競走(9日午前10時)=一般と女子の各部合わせて33チーム出場する。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。