江差地方法人会江差地区会 優勝旗を寄贈…姥神大神宮渡御祭「祭り囃子コンクール」
【江差】江差地方法人会江差地区会(小笠原弘会長)は3日、姥神大神宮渡御祭で開催される「祭り囃子(ばやし)コンクール」の優勝旗を新調し、姥神大神宮祭典協賛実行委員会(打越東亜夫会長)に寄贈した。
贈呈式には、江差地方法人会の大島仁志事務局長が出席し、紺色の生地に鮮やかな金色で「優勝」の文字を刺しゅうした優勝旗を打越会長に手渡した。打越会長は「新調された優勝旗を励みに、祭り囃子のレベルアップを目指してほしい」としている。優勝旗は11日、今年のコンクールで優勝した山車に贈られる。山車に優勝旗を掲げて町内を巡行することが栄誉とされている。従来の優勝旗は長年の使用で傷みが激しくなっていた。
コンクールは、京都の祇園祭にルーツがある、祭り囃子の保存伝承を目的に1978年にスタート。下町巡行が行われる10日には、13基の山車を対象に、同神宮前で審査を行い、町会所会館までの巡行の様子も評価対象になる。
囃子の調子や笛・太鼓のレベルとともに、祭礼に臨む姿勢を評価するため、はんてんなどの服装や山車の装飾も厳しく審査する。町内の子供たちはコンクールでの優勝を目指し、夏休み前の7月下旬から笛や太鼓に励んでいる。
提供 - 函館新聞社
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