大妻高が辻調理師専門学校と協定調印式

 函館大妻高校(外山茂樹校長)と辻調理師専門学校(辻芳樹校長、大阪)は27日、函館市柳町の大妻高校で連携教育協定に関する調印式を行った。同専門学校が道内の高校と協定を交わすのは初めて。大妻高生が優先的に推薦入学できるほか、同専門学校から講師の派遣を受けることで高度な技術を磨く教育環境を整える。

 同専門学校は大阪と東京、フランスに14校を展開。幅広いジャンルの調理、製菓を学べる独自のカリキュラムを展開し、国内最大規模の調理師専門学校として知られる。協定により、大妻高の食物健康科生は校長の推薦を受ければ優先的に入学でき、入学金や学費の免除や減免も可能になる。年数回、同専門学校からの講師派遣も受ける。

 調印式で同専門学校コミュニケーション本部長の宮島徹雄さんは「高校入学時から調理、製菓の道を目指す生徒にさらに深い知識と高い技術を身に付けてほしい」とあいさつし、外山校長は「新しい目標ができてありがたい。将来に向かって頑張り、しっかりした資質と食への関心を持つ調理師を目指してほしい」と話した。協定書に署名後、2人は固い握手を交わした。

 式後、同専門学校の西洋料理教授、真木孝さんと斉藤直樹さんが講師となり、食物健康科2年生35人にデモンストレーション料理として「オマール海老のアメリカ風」を紹介。イカを使った煮込み料理などの調理実習も行った。

update 2009/7/28 10:57
提供 - 函館新聞社


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