夏の交通安全運動期間中、管内死亡事故ゼロ

 道警函館方面本部は27日、夏の交通安全運動(17―26日)期間中の交通事故発生状況をまとめた。期間中、管内では死亡事故はなく、事故件数は前年同期比7件増の40件だった。過去の統計からは全道的に7、8月期に死亡事故が多発する傾向にあり、本格的な行楽シーズンに向けて、運動終了後も引き続き、事故抑止対策を強化する。

 道内全体では、期間中の事故は同37件減の400件で、このうち8件(8人)が死亡事故となった。車両同士の追突が32%を占め、自転車と車の事故も目立つ。ドライバーの安全不確認や前方不注視による事故が多い。

 管内の事故も傾向は同様で、車両同士の追突と自転車対車の事故が各12件で、市街地の交差点での発生が多い。年齢別では、65歳以上の高齢者が11件、50歳代が10件と中高年層の事故が多い。

 今後、8月のお盆休みや夏休みを利用したドライブ、飲酒の機会も増加する。過去5年間の統計からは、7、8月の死亡事故が多く、国道での正面衝突が多発する傾向にある。函本交通課の渡辺政人次席は「6月の道交法改正で飲酒絡みの罰則が強化されているが、酒を飲んでの事故は重大な結果となりやすい。長距離運転の際は、小刻みに休憩を取ることが大切」と話している。

update 2009/7/28 10:56
提供 - 函館新聞社


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