遺愛学院の旧宣教師館の一般公開始まる
函館市杉並町23の学校法人遺愛学院(野田義成理事長)敷地内にある旧宣教師館(通称・ホワイトハウス)の一般公開が23日、始まった。
この建物は外国人宣教師が住むため、1908(明治41)年に本館と同時期に建設された。美しい白壁と洋と和の組み合わさった建築様式が特徴的。国の重要文化財に指定され、一般公開は年1回実施している。
今年は同学院創基135年の節目に当たり、会場には明治から昭和時代までの生徒の授業風景など古い写真パネル20枚や元町の遺愛幼稚園の借地契約書などを展示。館内には使用された当時のベッドやいすなど家具がそのまま残されており、年代物の冷蔵庫やアイロン、石炭ストーブなど各種備品も来場者の目を引いている。
市内の男性(60)は「当時の生活のありさまが垣間見ることができる」と興味深げに眺めていた。案内役を務める高校2年生の相羽純奈さん(16)は「初めて見た。今でも生活できそうなくらい保存状態が良くて意外だった」と話していた。
公開は25日までで、時間は午前10時から午後2時。入場無料で事前の申し込み不要。問い合わせは同学院TEL0138・51・0418。
提供 - 函館新聞社
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