新鮮野菜 おいしいよ…鶴野の直売所「いもっこ」市 今年も人気

 函館市白石町208の白石公園パークゴルフ場前で、とれ立ての野菜を100―300円の安価で販売する鶴野町会(大槻寅男会長)の直売所「いもっこ市」が、今年も人気を集めている。野菜の栄養価や効能を伝えるプラカードも「分かりやすい」と好評。農家は「うちは毎回旬の野菜を提供する直売所。安くておいしいので、気軽に足を運んで」とPRしている。

 鶴野、白石、豊原の3町は広大な野菜畑や家庭菜園が広がる農園地帯。大槻紀子さんら同町会の農家が7年ほど前から毎年、6月中旬―10月下旬の約4カ月間限定で、月、火曜日を除いて直売所を開いている。

 店にはホウレンソウ、ニンジン、ワラビ、アスパラ、ササギ、トマト、ズッキーニ、シイタケ、シュンギク、ジャガイモ、アズキ、黒豆などがずらり。ダイコンの葉が疲労回復につながる効能や、完熟トマトがリコピンやグルタミン酸などの栄養素を豊富に含んでいる特徴を説明したプラカードは、野菜について正しい知識を持ってもらうべく、今年初めて用意した。

 長谷川照美さんは「とれ立て野菜の魅力はたくさん栄養が詰まっていておいしいこと。地産地消と生鮮野菜の提供が同時に実現できる、これこそ本当のエコだと思う」と語る。

 リピーターの戸井地区在住の金澤俊子さん(62)は「野菜はすべてここで買っている。種類が豊富で安いし、何よりおいしいからとても助かる。生産者の顔が見えるのもいいね」と話している。

 営業は水―金曜の午前10時―正午、土・日は午前10時―午後2時。レジ袋は配布していないため、買い物袋を持参すること。今後はトウモロコシやネギ、カボチャなどが並ぶ予定。

update 2009/7/19 10:01
提供 - 函館新聞社


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